真言宗豊山派円泉寺|世田谷太子堂

2020年 圓泉寺 節分会

2020年2月3日(月)
13:00~大護摩修行| 14:00~豆まき

晴れ渡る空のもと、朗々と響き渡る木遣り唄にご詠歌が重なり、導師の入場です。
太子堂では、大護摩修行が滞りなく執り行われました。
境内には、今か、今かと紙袋や帽子などを手に豆まきを待ちわびる人々が集まり、高揚感の増す中、ご住職の「福は内」という声とともに、豆や菓子などがまかれ始めると訪れた多くの人々の歓声が一斉に境内に響き渡り、笑顔が溢れます。
豆まきの後は、太子堂西山囃子保存会によるお囃子にあわせて、ひょっとことおかめのユーモラスな踊りが披露され、獅子舞の登場の際は、はじめは逃げ惑っていた子供たちが徐々に恐る恐る近づいていく様は、実に微笑ましく、元気で明るい笑顔を本年もたくさんみることができました。

当日の風景

■節 分

「節」を「分ける」と書くところから、春夏秋冬の季節の分かれ目を指しますが、一般的には立春の前日を意味します。
節分の行事と言えば豆まきですが、陰陽道によると、季節の変わり目には陰と陽とが対立し、そこに邪気が生じると考えられたようです。そして、災難をもたらす邪気を払うために豆をまくことになったようです。
その年の干支生まれの男の人、または一家の主人が「福は内、鬼は外」と言いながら、大豆をまき、年の数だけ豆を食べると、一年間病気にならないと言われています。

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