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一九九九年四月三日(土)午後2:00開演
花祭りの由来

入場無料
今日、花祭りとして親しまれている釈尊の降誕会は、古くは灌仏会 と呼ばれていました。花御堂に天上天下 を指さした誕生佛の像を安置して甘茶をかける。これは、佛誕のとき、竜王が香水をかけて産湯としたという伝説に基づいています。
花祭りを声明で祝おう
ここで、ひとつ声明を披露したらどうかと考えました。今、声明は民族音楽として評価され、グレゴリオ聖歌とともに世界中から注目を集めています。また、各宗派でも、寺院内での行事のほか、国立劇場出演、国内外のイベント出演が多くなり、一層、盛んになって参りました。
また、僧侶のみならず、一般音楽ファン、女の人まで勉強会に参加して、声明を習っています。その発表の場として、花祭りは、よりふさわしいのではないでしょうか。是非、壇信徒のみならず、音楽ファンや一般の方々にもいらしていただきたいと願っています。
舞楽法会も奈良・平安の昔から行われていますが、声明はもともとインド音楽で、インド舞踊もまた寺院で行われていました。東大寺の大仏の開眼法要(七五二年)の際、南天竺の婆羅門僧正が導師を勤めましたが同じく北天竺の林邑僧、仏哲が声明と林邑楽、すなわち、インド舞踊らしきものをもたらしています。その精神を復活させて、、声明とインド舞踊で花を添える花祭りを、日本全国、各宗派のお寺でやれるようになったらいいなと、ここに企画した次第です。


                 埼玉県佛教青年会会長 河野亮仙

開催会場 埼玉県浦和市本太1−42−2「延命寺」
浦和駅東口徒歩10分
電   話 048−882−6341
日   時 一九九九年四月三日(土)午後1:30受付開始

◎お問い合わせは浦和市本太「延命寺」まで