[APACHE DOCUMENTATION]

Apache HTTP Server Version 2.0

サーバ全体の設定

このドキュメントではコアサーバのディレクティブの中で、 基本動作を設定するためのものを説明します。


サーバ ID

関連ディレクティブ

ServerName
ServerAdmin
ServerSignature
ServerTokens
UseCanonicalName

ServerAdmin ディレクティブと ServerTokens ディレクティブは、エラーメッセージなどのサーバが作るドキュメントに、 どのようなサーバの情報を表示するかを制御します。 ServerTokensディレクティブは、Server HTTP レスポンスヘッダフィールドの値を設定します。

ServerName ディレクティブと UseCanonicalName ディレクティブは、サーバが自分自身を参照する URL を作るときに使われます。 たとえば、クライアントがディレクトリを要求して、 そのディレクトリ名の最後にスラッシュが付いていないような場合には、 ドキュメントの相対的な参照を正しく解決できるようにするために、 Apache は最後のスラッシュを含んだ完全なパスにクライアントを リダイレクトさせる必要があります。


ファイルの位置

関連ディレクティブ

CoreDumpDirectory
DocumentRoot
ErrorLog
Lockfile
PidFile
ScoreBoardFile
ServerRoot

これらのディレクティブは Apache が適切な動作をするために必要な各種ファイルの位置を制御します。 パスがスラッシュ "/" で始まっていないときは、ファイルは ServerRoot からの相対パスとして探されます。 root 以外のユーザが書き込み可能なパスにファイルを置く場合は注意が必要です。 詳細は「セキュリティ情報」 を参照してください。


リソースの制限

関連ディレクティブ

LimitRequestBody
LimitRequestFields
LimitRequestFieldsize
LimitRequestLine
RLimitCPU
RLimitMEM
RLimitNPROC
ThreadStackSize

LimitRequest* ディレクティブは Apache がクライアントからのリクエスト読み込みで使う リソースを制限するために使われます。これらの値を制限することで、 いくつかのサービス拒否攻撃は影響を和らげることができます。

RLimit* ディレクティブは、Apache の子プロセスから fork されたプロセスが使用するリソースを制限するために使われます。 特に、これは CGI スクリプトと SSI exec コマンドで使われるリソースを制御します。

ThreadStackSize は Netware でのみ、スタックの大きさを制御するために使われます。


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