【寺院名】金池山 心蓮社(しんれんしゃ)

【宗派名】浄土宗
【別名】
【住所】石川県金沢市山の上町4-11
【本尊】阿弥陀佛
【開山】心蓮社休誉露月
【開基】
【由緒】金池山心蓮社は、慶長17年(1612)に休誉露月上人により金沢塩屋町に開かれた名刹である。寛永14年(1637)、3代藩主利常公より現在地に2,000坪たらずの替地をたまわり、移転、移築したが、文化12年(1815)、大衆免石屋小路から出火した大火で類焼、堂宇は悉く灰尽に帰したと言われている。のち文政年間(1818-1830)に再建されたが、昔日の面影はなく、わずかに仮建築のまま推移。幕末、明治と激動期に衰微し、寺内門前町の分離による境内地の減少、檀信徒の離脱など苦難の時を経て、ようやくいま、復興の緒についている。大正8年(1919)本堂改築、昭和30年(1955)庫裡改築並びに増築、同36年宗祖750年遠忌記念事業として納骨堂新築、民有墓地360坪取得同墓地改修。同41年書院改築。同59年宗祖生誕850年記念事業として山門再建、梵鐘再鑄、土塀改修。平成元年平和祈念塔建立がなされ今日に至っている。
【寺宝】絹本著色阿弥陀三尊来迎図(重文)/仏・菩薩座像等 28躰/雲竜文虎耳化花器 1対/庭園 築山池泉式庭園(市名勝指定)/聖観世音菩薩立像 1躰/菊花紋透置燈籠 1対/大涅槃図 1幅/境内地樹林(市保存樹林指定)