【寺院名】恵弘山 弘法寺(こうぼうでら)

【宗派名】真言宗金剛院派 別格本山
【別名】
【住所】兵庫県たつの市新宮町字千本
【本尊】釈迦如来(大白身如来)
【開山】北野惠寶
【開基】
【由緒】弘法寺は真言宗金剛院派大本山本覚寺(兵庫県姫路市)の別院として建立された。開山はインド・チベット・スリランカにおいて本格的密教修行を積まれた金剛院派の北野惠寶法主である。八角本堂に納められている本尊は日本最初の金棺出現の釈迦如来(大白身如来)像であり、その胎内にはスリランカの仏歯寺より贈られた真正の仏舎利が納められている。金棺出現釈迦如来というのは荼毘に付しても焼けなかった釈尊が、迦葉尊者の悔やみの言葉によって釈尊が金棺から再び出現した姿をそのまま仏像にしたものである。八角本堂にはその金棺出現釈迦如来像を見守る形で釈迦十大弟子の姿を描いた絵が掲げられている。毎年行われる星祭り、施餓鬼には多数の信者が集まり、法主・惠寶師、住職・真弘師のもとで、盛大な式が催されている。
【寺宝】金棺出現釈迦如来(大白身如来)像/スリランカ仏歯寺より贈られた真正の仏舎利/釈迦十大弟子画像